オルソケラトロジーとアイトレーニング
オルソケラトロジーという
視力矯正の方法が話題になっています。
オルソケラトロジーというのは
視力矯正専用のコンタクトレンズを使って
眼球の形状を矯正して
視力回復をさせる方法のことです。
ここで使われる、コンタクトレンズは
視力矯正のための普通のコンタクトレンズと
はたらきは同じなのですが
眼球の角膜にあたる部分の形が工夫されていて
装着することで、次第に角膜の形が変わってくるのです。
ですから
オルソケラトロジーの矯正用コンタクトレンズをかけていると
もちろん通常のコンタクトレンズと同じようによく見えるのです。
しかし
このオルソケラトロジーのコンタクトレンズの目的は
装着時の視力矯正ではないのです。
このオルソケラトロジーのコンタクトレンズは
そもそも寝ている間に装着するのが正しい使い方なのです。
普通のコンタクトレンズは
寝ている間にははずさなければなりません。
普通のコンタクトレンズを装着したまま寝てしまって
大変なことになった知人を私は何人か知っています。
オルソケラトロジーのコンタクトレンズは
普通のコンタクトレンズと逆に
装着したまま寝てしまうことで
寝ている間に角膜を圧迫して
朝起きるとよく見える角度に角膜の表面の形が
癖づけられているのです。
朝起きたら10分以内にはずすのが正しい使い方だそうで
オルソケラトロジーのコンタクトレンズをはずしたあとも
1日24時間は、矯正された角膜の形が保持されて
メガネ無しでもよく見えると言いますから驚きです。
これまでは、視力矯正といえば
メガネ、コンタクト、レーシックという
3つの方法しかなかったのですが
第4の方法としてオルソケラトロジーを
選択することも良いのではないかと思います。
なお、オルソケラトロジーによって矯正された視力は
一生続くものではないということなので
オルソケラトロジーを実施し続けるためのお金や
オルソケラトロジー専用のコンタクトレンズ代金は
やっぱりかかり続けることになります。
しかし
このオルソケラトロジーと
眼球筋肉を鍛える根本的な視力矯正を組み合わせると
短時間で視力の回復を実感して
本来のはっきり見える目を取り戻すことができるかもしれません。
>>眼球筋肉を鍛えるアイトレーニング「1日13分の視力アップ法」とは<<
いずれにせよ
レーシックに比べて安価で
危険性の少ないオルソケラトロジーは
視力回復を願う人にとっては朗報です。